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東日本大震災関連

 

自衛隊の活動及び震災復興に貢献

自衛隊の活動及び震災復興に貢献
 
フォーム
 
避難所へ初めての慰問演奏をコーディネート
3月27日、仕事で繋がりのあるカワイ楽器製作所と仙台ピアノサービスの協力を得て、避難所へ初めての慰問演奏を行った。避難所には、何も無いため、当日はピアノを持ち込み、トラックの上で演奏する格好になったが、避難した子供達から大人まで約1時間の演奏を楽しんだ。
 
自衛隊の活動が本格化
震災後から自衛隊の活動が本格化し、避難者の救助、行方不明者の捜索、物資の補給等が行われた。
特に行方不明者の捜索では、酷寒の中、女性自衛官も男性自衛官と一緒に腰まで水に浸かりながら捜索を行っていた。
また、避難所へも不足した物資の補給が本格化し、灯油や食料、粉ミルク、下着類まできめ細かく聞き取りながら輸送してくれた。また、近くにある東北方面航空隊のヘリコプターもエンジンの休まる暇もなく不眠不休で孤立した方々の救助にあたっていた。被災者にとって日本に自衛隊がいて良かった、と思ったに違いない。
 
避難所近くの惨状
震災翌日の3月12日及び13日の両日、地域の防災部長でもある社長は、被災状況を確認するため避難所周辺地域を視察した。
道路が寸断され荒浜地域には入れなかったが、一夜明けて見た光景はまさに地獄絵図そのものだった。
海岸から約5㎞の位置にある指定避難所の近くまで押し流されて来た瓦礫や車両の残骸は津波の恐ろしさを物語っていた。
 
避難所運営
指定避難所となった蒲町小学校体育館(収容能力:約300名)に約1400名が避難してきた。
もちろん、毛布、ストーブ、食料など全てのものが足りず、地域の防災部長でもある社長らが中心となって緊急の避難所の運営を開始した。
特に、要援護者、介護が必要な方や乳幼児のいる方、病気の方などを最優先に毛布の配布や暖を取らせる処置をした。
また、鍵をかけずに避難した自宅を見巡るために若い方々を集めて「自警団」を組織し、周辺の町内会等を24時間態勢で巡視した。
 
被災地状況の視察と情報収集
震災後は、何一つ情報が入らず自ら歩き回り情報を収集する手段しかなかった。
避難所となった蒲町小学校は、海岸から約5キロほど内陸に入った海抜約6mの位置。
津波は約10mの津波が押し寄せたが、東部道路が防波堤の役目を果たし難を逃れた。
社長と地域の市会議員とで情報収集と被災地周辺を視察しながら、事後の対策の参考とした。
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